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タンクボトムバルブ

プロセス流体のチェックや、タンクボトムのフラッシングが必要な場合に使用するタンクボトムバルブは、通常、オン·オフで使用されます。コンパクトで軽量な設計は、タンク下でのメンテナンスにおいて最適です。 QTシリーズ·タンクボトムバルブは、お客様のニーズやプロセスに合わせて、チタン、ハステロイ、インコネル、モネルなどの様々な材料で製作できます。タンクボトムバルブは、必要なときのみ、流体サンプルやドレインを採取するために使用されるため、通常は全閉状態で使用され、配管内で流体の妨げになることや、バルブの中で流体が滞留することは避けなければなりません。

Product Range

Rating Class 150 to 1500, JIS 10K to 63K
Size 1”to 16”
Temperature 550°C, 1022°F
Type In-Side Disc, Out-Side Disc, Ram
Seat Leakage API 598
Design Code ASME B16.5, ASME B16.34
  • Three Types of Design (3つの基本タイプ)
    インサイドディスク : バルブが開くときディスクはバルブの内部へ入ります。
    アウトサイドディスク : バルブが開くときディスクはタンク(パイプ)の中へ入ります。
    ラムタイプディスク : ピストンディスクタイプで、バルブが開くときピストンはバルブの内部へ入ります。
  • Fugitive Emission – ISO15848 (国際エミッション規格)
    QTシリーズは、最新の国際エミッション規格ISO15848に準拠しています。  グランドパッキンはもちろんのこと、パッドとの合わせ面にもソフトシールガスケットとメ タルタッチシールの二重シール構造を採用して おり、タンク(配管)との接続も含めたバルブ全体での漏れ量を最小限に抑えるために考慮された設計になっています。
  • Dead Space Free (デッドスペースフリー)
    QTシリーズは、バルブ自体にデッドスペースを持たない構造になっています。 この構造は、サンプリングバルブとして使用する際、開きはじめから、健全なサンプリング が行えます。
  • Anti-Twist Pillar (ねじれ防止ピラー)
    4本の太いピラーは、ハンドル操作による、バルブのねじれを防止するために強靭に設計されています。 流体の影響で操作トルクが大きくなっても、ピラーがねじれないように安全率を高め、いかなる場合もオペレータの安全を確保します。
  • Separated Seat Structure (シート分離設計)
    シートは接続パッドとともにボディにボルトで固定されているので取り外すことができます。 したがって、簡単にメンテナンスができて、余分な作業コストを低減します。 また、シートのみを交換することもでき、メンテナンスコストと時間を低減できます。