QUBLOCKの4重偏芯バタフライバルブ”Quattlok”は耐食性合金と膨張黒鉛の層を交互に積層させたラミネート構造のメタルシートリングを採用しています。 各個々の積層は、他の損傷の影響を受けない独立したシールを持ちます。 積層による個々の弾性はメタルシートでありながら全閉時の高いシール性能と動作トルクの低減を可能にします。
Product Range
Design | API Std 609, ASME B16.34, ASME B16.25 |
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Valve Sizes | 2" to 80" |
Rating | ASME Class 150, 300, 600, 900, 1500, 2500, JIS 10K, 20K, 30K, 40K, 63K |
Body Style | Wafer, Lugged, Double Flanged, Butt Weld Ends |
Flange Accommodation |
ASME B 16.5:DN80 – DN600, ASME B16.47 Series A&B DN650-DN1500 API, JPI, BS, DIN, ISO available |
Face-to-Face Dimensions | API Std 609, ISO 5752, ASME B16.10, EN558 |
Pressur-Temperature Ratings |
ASME B 16.34 and 16.24 Working Temperature Range as Standard -29℃ to +350 ℃ With selection of suitable material and extended bonnet. Low Temp. -196 ℃, High Temp. +600 ℃ |
Pressuer Test |
Shell Test:API Std 598, ASME B16.34 Seat leakage Test:API Std 598, ISO 5208, ANSI/FCI 70-2 |
Firesafe | API Std 607 |
Leakage Rate | API Std 598, ISO 5208 Rate A, Tight Shut Off, ANSI/FCL 70-2 Class VI |
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- Bubble Tight Shut Off (タイトシャットオフ)
- 従来の2重偏心メタルシートバタフライバルブは高圧下においてタイトシャットオフを達成することはできません。それに対して、Quattlokは独自の4重偏心構造と特別に設計されたラミネートシール機構によってメタルシートでありながらANSI/FCI70-2 Class-VIを達成し、タイトシャットオフを実現しています。
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- Friction Free Sealing (フリクションフリーシール)
- Quattlokは、ディスクとシートのかじりや摺動を低減させるカム作用の原理を採用しています。 このカム作用は同時に全閉時からのジャンピングを抑え、スムーズな動作を実現します。 Quattlokディスクのシール面は、すべての点で異なる角度を有し、全閉の最終位置で全周にわたって接触します。 またディスクが開いたとき、すぐに全周においてシール面の接触は解放され、開閉動作によるシール面の摩擦を低減しています。
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- Cavity Free (キャビティフリー)
- Quattlokのブッシュデザインは、固形の流体がステムキャビティ内に入らないよう設計されています。 Quattlokはベアリングとステムブッシュの間にスペースを設けない構造とし、ステム周りでの固形物の蓄積を防ぎます。
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- Higher Cv Values (高Cv値)
- バタフライバルブのCv値は、ディスクとボディ内部の形状によって大きく変化します。 Quattlokのシンプルなディスク形状とキャビティフリーの流路が最小流動抵抗を可能にし、飛躍的な高Cv値につながっています。